リクルートのAll About Japanで[ビジネスへのネット活用ガイド]を担当しているITビジネスライターの藤田幸江さんが、自らのメルマガ[ネット活用通信]で、当社に関する話題を以下のように記事掲載していただきました。(2002/12/5付で配信)
当社本業のリリース配信代行業について、とても上手に表現されていましたので、藤田さんの許可をいただいて、全文を紹介させていただきます。
リクルートのAll About Japanで[ビジネスへのネット活用ガイド]を担当しているITビジネスライターの藤田幸江さんが、自らのメルマガ[ネット活用通信]で、当社に関する話題を以下のように記事掲載していただきました。(2002/12/5付で配信)
当社本業のリリース配信代行業について、とても上手に表現されていましたので、藤田さんの許可をいただいて、全文を紹介させていただきます。
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■■ 「少ない経費+ノウハウ獲得=高収益性」の実現のために
■ ◆━ ネット活用通信 ━◆
2002.12.05 Vol.5
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パブリシティ活動を成功に導くリリース配信
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1.リリース配信がネットの浸透で身近に
2.効果的なリリース配信をするコツ
3.記者が希望する受け取り方をデータベース化
4.最後にリリースの命運をわける「プレスコンタクト」
5.ケースに応じて適切な選択ができるスキルを
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■1.リリース配信がネットの浸透で身近に
経済の回復がなかなか見込まれない状況下で、企業の広告予算も縮小傾向にある
。けれども、広告は出さなくても自社の商品やサービスに関する露出がまったく
なくなってしまっては、ただでさえ売れないものがさらに落ち込む。そこで、高
額の経費をかけずにできる手法に注目が集まってくる。
これまでは、大企業は別として、中小の企業は積極的にプレスリリースの配信を
行っておらず、リリースをどのように書いたらよいのか、書いたものをどこへど
のように送ったらよいのかも知らない会社がほとんどであったといってよいだろ
う。
ネットの浸透はリリース配信を身近にした。中小企業においても企業戦略として
重要なPR術になりつつある。
記者や執筆者と知り合うには、人に紹介してもらうという方法もあるだろうが、
自分できっかけをつくることも考えてみよう。例えば、オンライン上の記事や最
近の雑誌では執筆者のメールアドレスが公開されていたりする。
そこで記事に関する感想や投稿をメールで何度か送っていると、少しずつ親しい
関係になることができる。ステップを踏んで、まずは、自分について知ってもら
うという方法。
私自身は報道メディアの記者ではないけれども、執筆記事をいくつかの媒体に寄
稿しているため、メールアドレスにプレスリリースが配信されてきたり、個別に
情報を知らせてくれる人々も少なからずいる。
ネットはダイレクトなコンタクトが簡単にできるため、直接にメディアにコンタ
クトしたり、担当者と密にコミュニケーションしたりと、知り合い、出会うこと
を可能にしている。
けれども、リリース配信の“いろは”をまったく知らない人が、いきなりリリー
スの作成、メディアとの関係つくり、配信をすべてやれといわれても、ハードル
が高すぎる。実際、効果を出せるノウハウはすぐに蓄積できるものではない。そ
こで、リリース配信の代行サービスを活用することも選択肢として考えてみたい。
■3.記者が希望する受け取り方をデータベース化
スーパーピーアール株式会社では、リリース配信代行、Mr.DOR(ミスター・ドー
ル)を運営しているが、同社代表の蓮香尚文氏は、Mr.DORの強みは郵送に対応し
ていることだと語る。
▽ミスター・ドール
http://s-pr.com/dor/
郵送システムは同社独自なもので、宛先記載シールを封筒に貼ったものを赤ポス
トに投函するという通常方法ではなく、同社PCからダイレクトに郵便局宛にデー
タ送信(宛先・差出人・リリース本文)しているので地域によっては速達よりも早
いという。データを受け取った郵便局ではすべて印字から封入に至るまですべて
機械で自動化され、透明のセロファン窓付きの洒落た封筒で配達される。
FaxやEメールでの配信ももちろん可能。マスコミ記者が受け取りたい方法でリリ
ースを配信するという手法を採用するために、Fax、Eメール、郵送の3つの配信
タイプについて、記者ごとに受け取り方を尋ね、それをデータベース化している
のだ。
会員はリリース配信の際に、2万媒体10万人の記者データから、プレスリリース
のテーマや内容に対応したきめ細やかな検索、抽出が可能。媒体リストの検索は
、下記の5つのカテゴリーから絞り込める。
▼業種別
食品、自動車、電気、機械、情報・通信、エレクトロニクス、住宅・建設、不動
産、サービス、化学繊維、医療、素材・エネルギー、ベンチャー、環境など
▼テーマ別
新製品、イベント、キャンペーン、業務提携、書評、新譜、読者プレゼント、ア
ンケート募集、特集企画など
▼媒体別
全国紙、地方紙、スポーツ誌、女性誌、男専門誌・業界誌、タウン誌、テレビ、
ラジオなど
▼地域別
北海道、東北、首都圏、中部、近畿圏、中国、四国、九州など
▼部数別
1000部単位による発行部数
▽媒体の絞り込みができる配信方法
http://s-pr.com/dor/service/haisin.php#dist
報道メディアの中でも全国紙は、ほとんど郵送でのリリース提供を指定している
ため、全国紙にリリースを掲載してほしい場合には、FaxやEメールによる配信は
意味がなくなってしまうと蓮香氏は、現場の状況を説明する。
そしてリリースの内容によって扱ってくれる部署が異なる。例えば、新製品もの
についてリリースを配信するとしたら、取り上げてくれるのは、新聞でいえば経
済部記者となる。経済記者は、通常、産業別にそれぞれの記者クラブにつめてい
る。地方では、県政記者クラブや商工会議所が経済ものリリースの発表窓口とな
っている。これらの事情により、記者クラブへのリリース配信も必要となってく
るが、記者クラブで受け付けるのは、郵送での配信となっている。
さらに同データベースでは、Eメールのアドレスについても、info@○○○や
webmaster@○○○といったものでなく、記者個人のアドレスを個人ごとに区別し
ている。ピンポイントにて精度の高い配信が可能になることで、じっくりと読ん
でもらえる可能性も高くなるわけだ。
配信方法としてのEメール、Fax、郵送には、それぞれメリット、ディメリットが
あるので、それらを認識しておくことも、リリース配信の効果を高めるためには
欠かせない。
【Eメール、Fax、郵送のメリット、ディメリット】
(○):メリット
(×):ディメリット
<Eメールのメリット、ディメリット>
(○)…送信にかかるコストが安い
(○)…リリースが早くマスコミに届く
(○)…受け取り側での編集加工がしやすい
(×)…ほとんどの全国紙では郵送以外には受け付けていない
<Faxのメリット、ディメリット>
(○)…早く届く
(○)…紙に印刷されているので見やすい
(○)…郵送に比較すると送信コストが安い
(×)…FAX機に出力された時点で誰が受け取るかわからない
<郵送のメリット、ディメリット>
(○)…注目してもらいやすい
(○)…全国紙や記者クラブでは郵送のみ受け付ける
(×)…郵送料が高くつく
(×)…封入や投函等の手間がかかる
最近の受け取り傾向としては、全国紙などの新聞はほとんどが郵送、そして以外
にもPCやコンピューターなどの専門誌でも、E-mailではなく、70%程度がFAXでの
配信を好んでいるという。一方、ミニコミ誌やその他の雑誌はE-mailに移行しつ
つある。
■4.最後にリリースの命運をわける「プレスコンタクト」
さらに同社ではプレスコンタクトを重要視しており、現在、この部分のシステム
を企画中。早ければ2003年2月から新規ビジネスとしてスタートさせる。
記者の立場からすれば、知らないところからリリースが届くのは不気味なもの。
「リリースはお手元に届きましたでしょうか。ご覧になっていただけましたか。
よろしくお願いしておきます」程度の電話プッシュは広報活動で不可欠の要素と
なる。
このプレスコンタクトを実施すると掲載率は50%以上にアップするというから、や
らない手はない。せっかく配信したリリースであるから、ひとつでも多く掲載し
てもらいたいものだ。これまで、同社では配信後にプレスコンタクトのサービス
を提供していなかったが、顧客から「お金は支払うのでぜひリリース発信後のプ
レスコンタクトをやって欲しい」という要望を多数もらっていた。
社内の人的資源を考えても、1人のPRマンがマスコミ300件に電話するとして、1
~2週間はかかってしまうが、プレコンシステムを利用すれば2~3日ですんで
しまう。大変スピーティかつ効率的である。プレコンスタッフが30件をこなせば
、10人いれば1日で終わるからだ。
【プレスコンタクトシステムの流れ】
(1)Mr.DORの管理者がプレスコンタクト案件情報をサーバーに登録
│
↓
(2)プレコンスタッフが案件情報を閲覧
│・納期に合わせ、件数配分と要員確保を設定
↓
(3)プレコンスタッフは媒体の編集者に電話ヒアリングを実施
│
↓
(4)プレコンスタッフはヒアリング結果を入力する
│・不在であってもコンタクトできるまで追跡
│・コンタクト日時と内容・結果を記入
↓
(5)管理者はヒアリング結果を収集する
│
↓
(6)管理者はWordレポートを作成し、報告・納品する
・報告書はサーバーに置き、そのURLをメールで知らせる
蓮香氏は、リリース配信について以下のようなことを心得ておいたほうがよいと
アドバイスする。
◎メディアに掲載されにくいもの
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
当社で一番多いリリース配信依頼は、Webリニューアル。けれどもこのような素材
では、ほとんど報道の対象にはなっていない。従って記事掲載されない。すべて
ではないが、やはり業務提携や新機能追加などのインパクトのある情報が欲しい
ところ。デザインを一新したぐらいではニュース価値はゼロに等しい。
また、ニュースというのは文字通り<News=新しいことがら>であるから、古い
情報はリリース素材とならない。具体的にいうと、すでに発売になっている商品
なりサービス。リリースは社会に対し未発表の情報というのが原則で、発表日は
発売日より1週間以上前に行うものである。
ケースによっては視点や切り口を変えることで、報道価値のあるリリースを再生
できることもあるが、「それは希」。
◎リリースのレイアウト
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
リリース原稿は縦書きにしろ横書きにしろA4判1枚にまとめてもらっている。図解
、会社概要、商品仕様などを添付したいのでA4判2-3枚で、という依頼もあるが、
その場合でも、できるだけ1枚にまとめるよう話している。
むしろ要点を押さえて短文にした方が記者からは喜ばれるからだ。記事スタイル
では、縦書きリリースを推奨している。
▽縦書きリリースのサンプル
http://s-pr.com/room/spr-ralease-tate.doc
◎記者の状況
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
記者によっては「一度挨拶に来てよ。面識がないところからのリリースは全部捨
てる」という人もいる。新製品などの場合、全国紙は記者クラブで発表しない限
りはなかなか掲載されないようだ。それぞれの分野の担当記者が記者クラブに出
向いていて、本社にリリースを送ってもほとんどうやむやになってしまう。
蓮香氏は、リリースアウトした後で内容の変更や修正をするのはタブー、発信前
に「本当に社外に発表してもいい情報なのかトップも含め慎重に見極めて欲しい
」と注意を促す。リリースはその会社の総合見解であり、必ずトップの目を通し
た後から発信するよう習慣化する必要がある。
同社では、プレスリリース作成を少しでもサポートしようという趣旨で年内に
「プレスリリース作成術」を立ち上げる予定。
<リリース講座>
・企業広報の意義と成り立ち
・プレスリリースの使い方
・リリース作成に必要な情報素材とは?
・取材の申し込みには心して対応を
・よいプレスリリースと悪いプレスリリース
・プレスリリースを書くための文章作法
・企画ものリリースの書き方
▽プレスリリース作成術
http://s-pr.com/rcw/
また、同社では中小企業の広報業務に携わる人々を対象にしたメルマガ「スーパ
ー広報術」を毎月2回(1日・15日)無料配信する予定となっている。
▽メルマガ「スーパー広報術」
http://s-pr.com/super-prway/
ミスター・ドールの利用料金は、会員、非会員、パートナーにわかれている。非
会員は年会費なし、データベース利用は4万円、会員は年会費が12万円でデータ
ベースを2万円で利用できる。パートナーは、年会費が6万円であるが月1回の
配信が条件となる。配信料は下記のように微妙に異なってくる。
【ミスター・ドールの配信料金】
―――――――――――――――――――――――――――――――
非会員 会員 パートナー
―――――――――――――――――――――――――――――――
・E-Mail(1件につき) 30円 27円 25円
・FAX(A4版1枚につき) 80円 72円 68円
・郵送(写真なしA4版1枚) 150円 135円 127円
・郵送(写真ありA4版1枚) 200円 180円 170円
・持ち回り持参 800円 720円 680円
―――――――――――――――――――――――――――――――
※持ち回り持参は、<手渡し>にふさわしいリリース内容で、オーダー
があった時だけ実施。リリースの提供方法を、主要マスコミ(全国紙・
通信社など)等に限定し、直接記者に逢って手渡しする。
■5.ケースに応じて適切な選択ができるスキルを
リリースの配信効果を高めるためには、リリースの内容はもちろん、メディアに
リリースに目を留めてもらえるよう、そのための努力や適切な配信方法を選択す
ることが重要であることがわかる。
配信の効果は、下記の式のように、配慮すべきポイントを乗じたものになるだろ
う。
●…配信の効果
= [テーマ性]×[書き方]×[適切な配信方法]×[プレスコンタクト]
これらの中で、自社が不得意な部分やアウトソースしたほうが効率性を高められ
る部分があれば、そこに代行業者を利用することは意義がある。リリースで扱う
テーマや書き方などは、PRのスキルを高める努力をしていれば、回をこなすう
ちに自然と身についてくるものである。
一方、適切な配信方法はメディアに関する情報を多く持っている代行業者のデー
タのほうが質、量ともに優れている場合が多い。そしてプレスコンタクトとなる
と、人員コストが高く多忙な社員が時間をかけて行うよりは、時給が安くあがる
方法を取り入れた方が経費の観点からも好ましいといえる。
このような配信代行を活用するとともに、小さな組織ではコストをまったくかけ
ないノウハウもあわせて習得することを心がけておきたい。リリースの内容いか
んでは、特に広く配信するほどの必要性がないものもある。大手メディアに送る
ほどの内容でなければ、多額の経費をかけたくはないものだ。
そのような場合、例えば、メディア関連の仕事をしている知り合いのところだけ
にメールにて私信として送るといった方法でも、それなりに効果がでる場合もあ
る。すでにやりとりのある関係であれば、リリースとしてよりも、個人的な自分
の言葉で語れば、形式ばったものよりも、興味深く読んでもらえるだろう。
自社ですべてを行うのか、代行業者に一部あるいはすべてを依頼するのか、ケー
スに応じて選択するスキルを会得しておけば、費用対効果をさらに高められる。
今後は中小の組織においても、商品やサービスの優秀さだけでなく、自社に即し
た成果の出せる広報活動をいかに行ってゆけるのか、プロとしての広報術が問わ
れることになるだろう。
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ネット活用通信 発行人:ネット活用倶楽部 藤田幸江
http://www.nk-club.com/ mailto:fujita@nk-club.com
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