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 ●3-2 久保修の「事業復活!キーワード虎の穴」[2010/07/19配信]

くぼおさむ。 自動車販売会社や調理器具メーカーで営業を経験。 26歳でベンチャー企画会社を興すが失敗し、再び会社員に。 リース会社(朝日生命系、三井物産系)で営業。既存の売り方ではなく自らが創る企画商品や新規事業を20件以上手掛け実績を残す。 そのノウハウを武器に2004年5月独立。 近畿経済産業局、大阪産業創造館、中小機構など公的機関でのアドバイザー、セミナー開催。 民間新規事業プロジェクト、販路開拓、営業支援など「売れる」を創出中。 京都産業大卒。大阪生まれ。
Topdas株式会社:http://hit2g.com/
E-mail:kubo@hit-2.com
企画趣旨
企業が新商品の開発や新規事業の立ち上げなど、未知の分野を手がけるとき、様々な業界分野の経験を持ち、客観的にマーケットを分析したり、プロジェクトの進捗をリードしたりする人材がいれば、どんなに心強いだろう。 それを専門にしている事業プロデューサーが、新商品やサービス、新規事業を利用して「売上げ」を創り出すときの視点や考え方などをこっそりお伝えします。 創る感覚をお楽しみ下さい。
┌─┬─────────────────────────────────
|03│久保修の「事業復活!キーワード虎の穴」………………新規事業の進め方
└─┴─────────────────────────────────
  ■ブレる原因はここにある(1/2)                                         
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                        
  ビジネスアイデアが次々と生まれるタイプの人でも、実現した成果を残す人と
  残せないでまた次のアイデアに向かう人がいます。新しいアイデアを実行して
  成果を収めるにはいくつかの段階があります。                            
                                                                        
  <1>発想力・・・・・情報収集と先見性があり、工夫や組合せセンスがある   
                                                                        
  <2>企画構想力・・・現実的なビジネスとしてストーリィを描ける           
                                                                        
  <3>事業構築力・・・より具体的に事業として成立する仮説を創れる         
                                                                        
  <4>実行計画力・・・現場レベルまで落とし込んだプランニングが出来る     
                                                                        
  <5>行動力・・・・・明確な目標に向かってひるむことなく行動するチカラ   
                                                                        
  一般的には、1のレベルが目立って盛り上がるのですが、5のレベル方向に進
  むほど難易度は高くなり、壁にぶつかって参画者は減ります。この段階がある
  ことを明確に認識している人が意外に少ないのです。                      
                                                                        
  これを知っておかないと、1や2のレベルまで進んで3くらいで折れてしまう
  のです。最初からそうなるとわかっていると当たり前のことのように乗り越え
  るためにどうするかを見つけ出そうと努力します。                        
                                                                        
  しかし、理解できていないと大きな課題が出現したとたんにやめる理由を発見
  したかのように、「やはり無理だ」、「そううまくはいかない」と、弱気者が
  集まって逃げ出す事にチカラを注いでしまうのです。                      
                                                                        
  時間が掛かりすぎたり、挫折したりするよくある失敗例を見ましょう→      
                                                                        
  ■初心貫徹(2/2)                                                       
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                                      
  私はこの一連の流れを何度も経験してきているので、自信を持って言えるので
  すが、プロジェクトの中心メンバーが前述の事業の流れをしっかりと理解して
  おくことです。                                                        
                                                                        
  これがわかったようでわかっていないことが多いので要注意です。例えば、事
  業構築段階にさし掛かっているのに、メンバーの一人が、ターゲットが変わっ
  てしまう全く別のアイデアを持ち込むような場合です。                    
                                                                        
  みんなで船に乗ってタイを釣りに出掛けようと準備している真っ最中に、新し
  い餌でイカがたくさん釣れるらしいという情報を持ってくるのです。それが今
  まで聞いたことがないような釣れ方だと、なびいてしまう他の人も出てきたり
  するのです。                                                          
                                                                        
  インパクトがあればあるほど、そちらの方に気が行ってしまいます。これは発
  想時点のブレストを再度始めるようなもので、そのまま進めると完全に後戻り
  になります。                                                          
                                                                        
  そして、同様のステップを踏んで時間を掛けたとしても、途中で問題が発生し
  て前に進めなくなるとことも十分考えられます。そうなれば、事業自体が終わ
  りか、元のテーマ事業に戻るかになります。                              
                                                                        
  こういうケースの場合は、進めるとすれば、全く別のメンバーで新しいプロジ
  ェクトを組んで検討することです。そしてある程度先が見えてきた段階で、ど
  ちらを進めるか、両方進めるかの判断をすればいいのです。                
                                                                        
  新規事業は、常に課題を持っている状態が続きますから、新しく見える道が、
  逃げ道とならないように心構えをして取組みましょう。                    
                                                                        
  ☆──[ここがポイント]────────────────────┐    
  │                                                              │    
  │  1.進捗ステップを理解すればブレにくい!                    │    
  │  2.課題と戦っている時の新アイデアは取扱い注意!            │    
  │  3.戦略、戦術よりもまず心構え!                            │    
  │                                                              │    
  └───────────────────────────────☆    
                                                         【久保修・記】 
  (感想メール: kubo@hit-2.com )
作成日:2010-07-19

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